ハコガメと植物の付き合い方|食べられる野草・危険な有毒植物とケージ内レイアウト

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。

ハコガメの飼育に慣れてくると、「庭の草を食べさせてもいいのかな」「ケージに植物を入れて自然っぽいレイアウトにしたい」と考える場面が出てきます。タンポポやオオバコなどの身近な野草はカメの餌として昔からよく利用されてきた一方で、庭や散歩コースには口にすると危険とされる有毒植物も意外と多く生えています。

この記事では、ハコガメに与えやすいとされる身近な野草、注意したい有毒植物の代表例、そしてケージや屋外スペースに植物を入れるときの考え方をまとめます。餌全体のバランスは餌の種類まとめ、レイアウトの基本はシェルターとレイアウトの基本もあわせてどうぞ。

結論

先に要点をまとめます。タンポポ・オオバコ・ハコベなどの身近な野草は、きれいな場所で摘んで洗えば副菜として取り入れやすいとされています。一方で、スイセン・ヒガンバナ・キョウチクトウ・ツツジ類など有毒とされる植物は庭や道端にも普通にあるため、屋外飼育や部屋んぽの範囲に生えていないかの確認が大切です。ケージ内に植物を入れる場合は「かじられる前提」で、食べても差し支えないとされる種類を選び、農薬・肥料のリスクを減らしてから入れるのが基本です。迷ったら「食べられると確認できた植物以外は口に入らない場所に置く」と考えると判断しやすくなります。

ハコガメに与えやすいとされる身近な野草

ハコガメは昆虫や果物も食べる雑食ですが、野草・葉物も食性の一部です。リクガメの飼育でも定番とされる次のような野草は、ハコガメの副菜としても取り入れやすいと言われています。

  • タンポポ:葉も花もよく食べる個体が多い定番の野草。カルシウムを含む葉物として知られています
  • オオバコ:道端や庭に多く、見分けやすい。葉がやや硬いので小さい個体には刻むと食べやすくなります
  • ハコベ:春先に多い柔らかい野草で、ベビーにも与えやすいとされています
  • ノゲシ・シロツメクサ(クローバー):食べる個体が多い一方、同じものばかりに偏らないよう他の餌と組み合わせるのが無難とされています

どの野草も「単品を主食にする」のではなく、人工飼料や野菜・動物質と組み合わせた献立の一部として使うのがバランスを取りやすい方法です。初めて与える野草は少量から試し、食いつきとその後の糞の様子を確認してから量を増やすと安心です。

野草を摘んでくるときの注意

野草そのものより気をつけたいのが「どこで摘むか」です。道路沿いは排気ガスや泥はね、公園や畑の近くは除草剤・農薬、散歩コースは犬の尿などで汚染されている可能性があります。交通量の多い道から離れた場所で摘み、流水でよく洗ってから与えるようにしてください。除草剤がまかれた形跡(不自然に枯れた一角など)がある場所は避けるのが無難です。

注意したい有毒植物の代表例

庭木や園芸植物には、動物が口にすると中毒を起こすとされる種類が少なくありません。カメでの中毒報告が整理されているわけではありませんが、犬猫や人での知見から、次のような植物は口に入らないようにしておくのが安心です。

よくある場所 植物の例
庭・花壇 スイセン、チューリップ、ユリ、スズラン、アジサイ、ポインセチア
庭木・生け垣 キョウチクトウ、ツツジ・シャクナゲ、イチイ
道端・空き地 ヒガンバナ、アサガオ(種)、ワラビ
室内の観葉植物 ポトス、モンステラ、ディフェンバキアなどサトイモ科の植物
家庭菜園 ジャガイモの芽・緑化した皮、トマトやナスの葉・茎

これはあくまで代表例で、すべての危険な植物を網羅したものではありません。屋外飼育・ベランダ飼育をしている場合は、行動範囲に生えている植物を一度確認し、名前のわからない植物は「食べられると確認できるまで口に入らないようにする」のが基本です。万一有毒とされる植物を食べてしまった疑いがあり、よだれ・嘔吐のような様子・ぐったりするなどの異変が見られたら、早めに爬虫類を診られる動物病院に相談してください。

ケージに植物を入れるときの考え方

植物を入れたレイアウトは見た目が良く、隠れ場所や湿度の維持にも役立ちますが、ハコガメの場合は「かじる・掘り返す・踏み倒す」が前提になります。選び方と入れ方のポイントは次のとおりです。

  • 食べても差し支えないとされる種類を選ぶ:上で挙げた食べられる野草を植える・生やすのがいちばん確実です。観賞用では、オリヅルランのように犬猫向けの資料で毒性が低いとされる植物が候補に挙がることがありますが、いずれも「かじられてもよいもの」だけを入れるのが原則です
  • 買ってきた植物はそのまま入れない:園芸店の苗は農薬や化成肥料が使われていることがあります。土を落として植え替え、しばらく別の場所で育ててから入れると、残留のリスクを減らしやすいとされています
  • 鉢ごと沈める・重い鉢を使う:直植えは掘り返されやすいので、鉢のまま床材に埋める、倒されにくい重さの鉢を選ぶなどの工夫をすると維持しやすくなります
  • 造花・人工植物は誤飲に注意:かじってちぎれる素材だと飲み込んでしまうおそれがあるため、かじられない位置に使うか、様子を見て撤去してください

ハコガメは体が重く力もあるため、繊細な植栽レイアウトは長持ちしにくいのが実情です。「植物メインの美しいビバリウム」よりは、丈夫な植物を数カ所に置いて隠れ場所と彩りを足す、くらいの構成が管理しやすいでしょう。

まとめ

タンポポやオオバコなどの身近な野草は、きれいな場所で摘んでよく洗えば、ハコガメの献立に変化をつけられる身近な食材です。一方で、庭や道端、室内の観葉植物には有毒とされる種類も多いため、「食べられると確認できた植物以外は口に入らないようにする」を基本に環境を見直してみてください。ケージ内の植物は、かじられる前提で安全とされる種類を選び、農薬・肥料のリスクを減らしてから入れるのがポイントです。餌の全体バランスは餌の種類まとめ、与える頻度は給餌頻度の基本もあわせて確認してみてください。

よくある質問

ハコガメにタンポポを毎日与えてもいいですか?

タンポポは定番の野草ですが、単品に偏らせず、人工飼料や野菜・動物質と組み合わせた献立の一部として与えるのがバランスを取りやすいとされています。初めての場合は少量から試してください。

道端で摘んだ野草をそのまま与えて大丈夫ですか?

道路沿いは排気ガスや除草剤、犬の尿などで汚染されている可能性があります。交通量の多い道から離れた場所で摘み、流水でよく洗ってから与えるのが安心です。

ケージに観葉植物を入れてもいいですか?

ハコガメはかじる・掘り返すことが前提になるため、食べても差し支えないとされる植物だけを選び、農薬や肥料のリスクを減らしてから入れるのが基本です。ポトスなどサトイモ科の観葉植物は避けたほうがよいとされています。

記事一覧へ戻る

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載内容は飼育経験と公開情報をもとに作成していますが、価格・在庫・仕様は変更される場合があります。詳しくは 免責事項 をご覧ください。

\ 最新情報をチェック /

PAGE TOP